年末年始に冬休みを利用してドリスとアグネスが名古屋に遊びに行きました!
その時の様子をお送りしまーす!パチパチパチパチー♪
(御提供:名古屋キリスト教社会館 国際交流事業 国際交流委員会)
1日目(12月28日)立正大学正門前で落ち合う。連絡悪く、一時間半も待たせたね。谷川車で名古屋へ
1日目午後3時半社会館到着。ちどり児童会の子どもたちと、絵本、卓球、坊主めくりなどで遊ぶ。
2日目(12月29日)午前 ドリスは活動センターねーぶるのほくほくGと畑に。だいこん掘りを体験
アグネスは、わくわくGに入り大掃除。午後の全体の集いでは、アフリカの歌や踊りも披露しました。
夜の食事会は、総勢35名ほどの大賑わい。ホームの仲間、さぽーと2や職員OB山本さんも参加
3日目(12月30日)は、デイ友で実習。「2年前に会ったね」と某利用者から言われたドリスは感激。
3日目(12月30日)デイ友の利用者と体操も
30日夕方から川瀬、伊藤まりさんと大須でショッピング
宿泊は、29日、30日は加藤峯子理事宅。31日は名古屋港の観覧車にものりました。
28日、31日、1月1日は谷川宅にて宿泊。31日は、近所の知人も来て昼食会。歌と踊りも披露
元旦は、桑名で初詣した後、犬山へ。高い所が苦手なドリスということを発見
1月2日には、ホワイトピア高鷲に出かけ雪山を体験。(伊藤輝・伊藤まり、川瀬氏も)そり滑り、スキー、そして雪合戦をしていたら、「僕も入れて」と言ってきた4歳のモンちゃん(滋賀県大津から)とすっかり仲良くなり、夕方暗くなるまで遊びました。夜は、しろとりの温泉に浸かって、小那比山の家へ。夜はたっぷりの焼き肉を堪能
3日(日)正午過ぎの新幹線で無事に熊谷に帰って行きました。
涙ながらのハグとなったドリスは、第一志望校の立正大学の受験の発表が1月8日。
皆さん合格祈願を
年末年始、ドリス・アグネスを名古屋に迎えて
マゴソスクールの卒業生であるドリスとアグネスは、立正大学の村上先生らの計らいで日本で福祉を学ぶために 今、留学しています。ドリスは一昨年の夏から来日していますので、日本での年末年始は2年目ということになります。アグネスは、体調を壊したために来日が遅れ、日本で年末年始を過ごすのは初めてでした。
ドリスは、高校進学のための支援を中心にマゴソスクールを応援されている両角さん御夫妻のもとで、一年目の年末年始を過ごしました。是非 今度はボランティア実習も兼ねて、社会館で迎えようと私は密かに思っておりました。
係る経費は個人負担する覚悟でしたが、やはり二人分の移動の経費などを考えると結構な額です。埼玉県熊谷からの移動経費は、ひとり片道で12,000円ほど。この交通費だけでも何とかなれば、あとの食費等の経費は、たいした金額ではありません。もともと全額負担するつもりでしたので、何とかなると考えていました。加藤峯子理事が、国際交流担当の福武さんらに声をかけ、職員からのカンパ集めをして下さり本当に助かりました。そのうえ、親睦会担当の小早川さんが「不足分は親睦会から出す。」といってくれました。安心して二人を迎える準備が整ったことでした。本当にご協力ありがとうございました。
さて、二人と過ごしての感想です。
一番驚いたことは、私が自宅に連れてくる者にはだいたいそっけない?態度のかみさんの態度でした。「とっても良い子たちだよ。会いにおいで」と娘に声をかけ、近所の仲良しの御夫婦と一緒の昼食会までやることになりました。それもこれも、ドリスもアグネスもとても礼儀正しく、明るい性格で、そのうえ、周りを温かい雰囲気に包むからだと思われます。30日の夜、千鳥学区の年末夜警にも一緒に参加しました。参加されていた地域の皆さんがほんの短い時間でしたが、二人との出会いをとても喜んで下さり、社会館の評価をまたひとつ高めたことでした。キベラ地区は、本当に貧しさ、そのための暴力が後を絶たず、人心も荒みがちとなる所です。そんな地域で何故、ドリスやアグネスは、あのように素直で明るく前向きに育っているのでしょうか。やはり、リリアンさん、早川さんらの愛情溢れる教育の賜物としか考えられません。二人と過ごした1週間で、より深くマゴソスクールの働きの尊さを学んだ気がします。
ドリスは、今年大学生になります。アグネスも6月には大学受験だといっております。二人ともあと最低でも4年間は日本で留学生活を過ごすことになります。今回のような機会を、これから毎年もち、二人の学びの場を提供するとともに、二人と関わる多くの人たちが、親交を深め、ひいてはマゴソスクール応援の輪を広げることにつなげられたらと願います。今度は、是非、発達センター部でのボランティア実習を組めたらと思っています。また、応援を宜しくお願い致します。(谷川)
最後に、早川さんのお礼のメールです。
日本でたくさんの良い経験をつんで、たくさん学んで、たくさん友達を作って、いろんな意味での力を身につけていってくれたらいいなと願っています。皆様にご指導頂き本当に感謝です!!日本語能力もUPしていったら、今後きっと、いろんな形でマゴソスクールを支えるための力にもなるだろうと思っています。もちろんキベラに帰り、実際にマゴソスクールの力になって働いてくれたら何よりですが、私はそれよりも、ケニアでは決して得ることのできないような様々な経験を彼女たちが日本で得て、それを将来、いろいろな形で役立ててくれたらいいなと思っています。マゴソスクールのために働くということは、実際にケニアでマゴソスクールの現場で働くという形だけではないだろうと私は思っていて、実際に現場で働く人たちを指導してくれたり、アイディアを提供してくれたり、資金的な面での支えをしてくれたり、運営に関わったりなど、いろいろな形があると思うのです。彼女たちはまだ若く、これから自分自身の人生も切り開いていく必要があります。彼女たちの個人的人生も発展していく必要があります。その上で、将来、マゴソスクールとどのような関わりをもっていくことになるのかということは、今の時点では未知数であろうと思います。だけど日本側でどんな方々がどんな想いでマゴソスクールを支えて下さっているかということを、彼女たち自身が直接に出会って知っていくということはとても大切だと思っています。それによって彼女たちの中にも本当の使命感や感謝が生まれていくことでしょう。まだまだ若く今後も指導や監督が必要な2人ですが、どうぞ今後とも宜しくお願いいたします!