コロナ感染拡大がケニアで最も深刻なのはナイロビとモンバサ。都市ロックダウンも夜間外出禁止令も続いている。
モンバサ近郊のミリティーニ村で私たちはジュンバ・ラ・ワトトという児童養護施設を15年前から運営してきたが、その村でも感染者が出ている。

この村では、3年前に高速鉄道の駅と鉄道建設、3つの工場、ハイウェイの建設のために村人たちの畑はすべて押収され、ヤシの木の林も切り倒され、家すら強制撤去された人たちもいて、それ以降、ひどい食糧難や健康被害が続いていた。

さらにコロナでロックダウン。
外に出られないので日雇い労働者にも出れず、村人たちの飢えは極限にきている。
昔からの知人、ジュンバの建設を一手に引き受けてくれた大工の棟梁のグニは、全盲になってしまい困窮している。

サイディとカテンベの手助けのもと、再び食糧配布。これからも続ける。どうかみんな頑張って生きて。

カテンベがみんなの写真も撮ってくれたので、見てください。
青と赤のしましまの服を着てるのがカテンベです。