マゴソスクールにはかつてコンピュータールームがあり、アメリカの大学から寄付していただいた18台の中古パソコンで子どもたちがコンピューターの勉強をしていました。各学年が交代でパソコンの授業を取り入れていました。ところが2014年12月のキベラスラムの大火災の際に、マゴソスクールの図書館側の壁が焼け落ち、暴徒がナタで壁をぶち破りながら火事の中侵入してきて、マゴソスクール内の様々な物品を盗難に合いました。その際に、すべてのパソコンを失いました。

大火災の際に、キベラスラムの住民の方々で子どもたちをレスキューするために助けに来てくれた人たちもたくさんいましたが、それと同時に、盗難目的の暴徒も大量に侵入してきました。

その恐怖の体験から、少しでも安全で安心できる場所をスラムの中に作るため、NPO Doooooooo 銅冶 勇人様からの多大なご協力をいただき、マゴソスクールをぐるりと囲む石造りの防災壁と、鉄製の非常扉を作り、セキュリティ体制を強化しました。

パソコンが無くなったため子どもたちは紙に書いたキーボードで練習をしてきましたが、パソコンの必要を先生方やマゴソOBOGたちで高校や大学に通っている生徒からも何度も聞くようになり、もしも可能であればもう必要の無くなった古いパソコンがあればご提供いただくことができれば大変ありがたいと思っています。

私は今年は4回来日をすることになり、2月、4月、7月、11月に日本からケニアに帰ります。また、その他マゴソスクールを支える会のメンバーも、ケニアに来る予定があります。少しづつでも運ぶことができる方法が今年は度々ありそうなので、もしも不要なパソコンが家で眠っているという方がいらっしゃいましたら、マゴソスクールを支える会事務局までご連絡いただけると大変ありがたいです。

どうぞよろしくお願いいたします。

マゴソスクールを支える会の連絡先は以下です。

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〒511-0044
三重県桑名市大字萱町54-1
松岡英輝 080-6945-5637
info@magoso.jp
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(尚、支える会事務局長が現在アフリカ旅行中のため、お返事は帰国後の2月12日以降になるかもしれません。また、上記電話番号は、2月12日まではアフリカ旅行中のためにつながりません。)

 

ご提供いただいたパソコンの使用方法ですが、マゴソスクールの生徒用(学校内にコンピュータールームを設置して、各学年が交代して使う)、および、マゴソOBOGクラブの大学生・高校生に、必要に応じて貸し出し。そして、現在日本語を勉強中のオギラ先生が、日本語学習のために日本語が使える中古のパソコンを使用したいと言っています。上記のいずれかの方法での使用となります。

 

早川千晶

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