キベラスラムの困窮家庭に提供する食料バウチャーを再び追加の100世帯分用意した。

スーパーで待ち合わせ前に、キベラスラムでケニア人ジャーナリストが今朝殺されたと聞き、ショック。夜勤明けの帰宅途中に襲われたのだと。勤め人は持っていると思われて狙われる。

スラム近所で治安を守る努力をしているが。。

 

前回の100世帯に提供した食料や石鹸の使用状況の調査を行い、それに応じて2回目配布の品目リストを更新した。

2週間経過での使用状況は、やはりかなり厳しかった。1ヶ月はとてももたないので、3週間で次の配布をすることにした。

食料を提供された人は、自分の家族だけで使わず、近所の人たちとさらに分けていた。また、食料が無かったときにどのように生きていたかと聞いたら、近所の人に分けてもらっていたと。

AグループとBグループ、それぞれ100世帯づつ、合計200世帯、各世帯の平均人数は10人前後。

これで初回は200世帯に3200円づつの食料と石鹸だったが、やはり足りない。

3週間に一度になるように、2グループを交互に支援。各世帯4000円に増やした。

まだウェイティングリストがいる。

キリがないと言えばそうなのだが、、、何とかしたい。

皆様のおかげで、今月と来月の前半は何とかなる資金が集まったが、今後長期戦になることを考えると、方法を考えねばならない。

前回、うちのアマリ君(14歳)が集めた本と衣類をオギラ先生に渡したのだが、それをどのように活用しているか聞いて感動した。

20冊程度の本だったが、その本を使ってホームライブラリを作って、近所の子どもたちが借りにきて、読んだあと作文をして本を返却。オギラ先生が作文を添削し、衣類から一枚プレゼント。

それを始めたら、子どもたちに大人気で、大喜びで本を借りに来ては、張り切って読んでまた来て次を借りていく。

政府や民間が実施してるオンライン教室にアクセスする機会がない子どもたちはスラムでは学べないでいる。だから貪欲に本を読みたがるとオギラ先生が言っていた。

ケニア在住の方で、英語の本を寄付してくださる方、大歓迎です。幼稚園、小中学生、高校生、大学生もいます。

うちのアマリはスポーツ奨学金で高校に行っているのだが、もう1ヶ月半も学校閉鎖でスポーツが出来ないでいる。

彼の小学生の頃の背番号と名前付きユニフォームを子どもたちはことのほか喜んだそうだ。キベラスラムであの背番号を着てくれてると思うと、なんだか嬉しい。