音楽活動は、キベラスラムの孤児や貧困児童にとって苦しみや悲しみを乗り越える力を生み、癒しになっています。
 
1年に一度、地区予選、県大会、地方大会と勝ち進むと全国大会の晴れ舞台でケニア全土から集まった小学生たちと同じ土俵で競い合うことができます。
 
マゴソスクールの子どもたちは毎年全国大会まで勝ち進んでいます。(2018年は全国優勝も果たしました)
 
このマゴソスクールの音楽大会出場は、子どもたちに大きな力を与えており、
 
トラウマを負った子どもたち、空腹でゴミの中を徘徊していた子どもたち、親を亡くして親戚宅で厄介者扱いされていた子どもたちなど、様々な事情からマゴソスクールにやってきた子どもたちにとって、音楽を楽しむことや、大会出場で自信をつけること、仲間との絆を強めていくこと、などなど、音楽の取り組みから彼らが得られる力は本当に大きいです。
 
卒業後も全国大会に出場した経験はキベラスラム子どもたちにとって大きな自信となり教育的、精神的な成長の効果は非常に高く、これからも毎年続けていきたいと思っています。
 
しかし毎年この音楽全国大会の費用捻出に四苦八苦しています。おおよそ40万前後の費用が必要になります。
 
全国大会の会場は毎年違う都市で、実費でバスをチャーターして現地に行き、鍋釜を持参して自炊しながら宿泊します。その地方の学校に費用を払い、教室を借りて寝ます。
 
寝具も持っていき、お金が十分にないため粗末な食事で飢えをしのぎながら、思いっきり全力で歌って踊ってタイコを叩きます。
 
マゴソスクールの子どもたちは年に一度のこの遠征を何よりも楽しみにしています。
 
どうか皆さん、支えてくださいますと本当にありがたいです。どうぞよろしくお願いいたします。
 
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